今日も昼からナメクジウオとり。
様子が分かっているので、とまどうこともなく、しかもずっと曇っていましたので、かなり楽に作業を進める事ができました。
以下、ナメクジウオ取りの作業を順に写真で追っていきます。
まずは、水深の浅い浜にじゃぶじゃぶ入っていきます。
水際にいるのはカモメとシギとアジサシ。遠くにはペリカンがいることも。
フロリダナメクジウオのいるのは、水深の浅いところで、こんな水草の生えている砂地です。
そこの泥をシャベルですくって、篩に入れていきます。
この作業中はサメに注意!ちなみに三度ほど大きな背びれが向かってきたので、僕は大声をあげて実験道具をほっぽり出して逃げ出しましたが、それらはいずれも大型のエイでした。「エイと分かれば怖くない!」と言いますと、S口君に「大阪のひとだなあ」と言われてしまいました。
何杯かの泥を入れたら、篩で砂を落とします。
篩の底には、ぴちぴちとはねるフロリダナメクジウオの姿が!
卵をたくさん持った個体を選んで、海に浮かした水槽にいれていきます。
これを2時間くりかえし。夕方以降に暗くしてやると卵を産み始めますので、それまでに研究室に帰りましょう。研究室ではライトで照らし続けてやります。卵がほしくなったら蓋をして一時間で生み始めます。